インタビュー
カネマルの仲間はこんな人!②
補助金申請や設計面のサポートなど、お客さまへ幅広い提案を行う営業推進課で活躍する石井は、ポジティブな姿勢で周囲を明るくするムードメーカー。もともとは全く別の業界で働いていた彼女が、住宅業界へ挑戦した理由とは?働き方や仕事観について聞いてみました。
自分からアプローチできる仕事がしたくてこの世界へ
――カネマルへの転職のきっかけを教えてください。
以前はビールメーカーのルート営業やハローワークの就労支援スタッフなどをしていました。どちらもさまざまな人と関わる仕事でやりがいはあったのですが、なんとなく満足できない気持ちがありました。
「何に満足できないのかな?」と自問自答した時に、「もっと自分から行動できる仕事が合っているんじゃないか」と気が付いたんですね。決められたお客さまの元を訪問したり、相談に来られる方を待っている、というのではなくて、自分でアプローチ先を見つけて新規開拓ができるような環境に行きたいと思いました。
――全く違う業界からの転職ですが、決め手はなんだったのですか?
もともと住宅や建築の業界に興味があったんです。ただ、知識や資格を持っているわけでもなくて。いくつかの会社に応募してみた中の一つがカネマルでした。「カネマルっていい会社かもしれない」と思ったのは、人事部の松吉さんが会社のこと、仕事のことを一生懸命教えてくれたから。」
松吉さんとは入社する前に4回くらいお会いしました。私の家の近くまで来ていただいたこともあります。最初は「いいことばっかり言ってる」なんて思っていたんですけど(笑)、熱心に接してくださるのはとてもうれしかったし「何を聞いても大丈夫」という安心感がありました。
お客さまとの接点づくりと時間管理
――営業推進課の仕事について教えてください。
工務店様に対して補助金申請のサポートを行ったり、設計上のお悩みに答えるといった活動をしています。モノを販売するわけではなく、少し特殊で専門的な知識を必要とする部署ですね。私は京都・大阪エリアを担当していて、今は40社ほどのお客さまを抱えています。
長期優良住宅や認定低炭素住宅など、これからの家づくりには省エネ性や高性能であることがより重要になっていきます。小規模な工務店様は現場の仕事で手一杯となり、なかなか新しい情報を得られないという課題を抱えていらっしゃいます。その中で、私たちが高性能な家づくりのサポートをしていくことで、工務店様だけでなく、実際にマイホームを建てるお施主さまにも喜んでいただける仕事です。
――営業をする上で気を付けていることは?
お客さまとの接点をできるだけ増やすことです。たとえば補助金申請は手続きが複雑なので、本1冊読み込むくらいの情報が必要になるんですね。それを電話一本でお伝えするというのも失礼ですし、お客さまもわかりにくいはずです。ですから直接訪問して一緒に資料を見ながらお話する、というのがベストだなと感じています。
移動距離が長いので、時間管理も重要です。Googleマップは必需品で、お客さまの住所にピンを指して効率を上げています。また外勤の日と内勤の日できっちり分けて仕事をしています。外勤の日は一気に5,6件ほど回ります。訪問は自分一人で行く場合もありますし、他部署の営業さんに同行して、新しいお客さまを紹介してもらうこともあります。自分一人で新規開拓していたらもっと大変ですが、他部署に協力してもらえることでメリハリをつけて働けていると感じます。
――成長を感じたエピソードを教えてください。
入社して間もない頃、先輩からA社というお客さまを引き継ぎました。最初の挨拶でいきなりA社の方から「営業推進課は大変な部署だ、君にできるの?すぐやめちゃうんじゃないの」と、キツイお言葉をいただいてしまい……。すごく悔しくて、なんとか認めてもらいたいという想いで何度も通い、お役に立てることがないかとお話を伺いました。
2年ほど経ったとき、上司から「A社さんから『石井ががんばってくれて助かる』って言われたよ」と聞いて、ホッとしました。がんばってきたことは間違いじゃなかったんだなって。せっかくなら私に言ってほしかったものですが「直接言うと調子に乗るやろ」とのことでした(笑)。
――社内の仲間について教えてください。
営業推進課は3人の部署なのですが、上司の山下さんは自由にさせてくださるのでありがたいです。むしろ甘やかされているので「ダメなものはダメと言ってください!」と私から言ったくらい(笑)。山下さんは人の得意なところを見抜いて、その人に合った仕事の方法を考えてくれる方です。
カネマルが全体的に一人一人に裁量を与えてくれる風土があると思います。外勤、内勤の日と決めているのも私のやり方なので、みんなが同じ働き方ではないと思います。
――今後の目標を教えてください。
この業界は本当に奥が深いので、まだまだ勉強したいことがたくさんあります。商品の知識や工事など現場のことも学びたいです。インテリアコーディネーターの資格なども取れたらいいなと思っています。
カネマルの中では中堅メンバーなので、後輩を教育するような場面も増えていくでしょう。後輩が増えるのはとてもうれしいですし、安心して仕事ができるようにバックアップします。部署を問わずに気にかけるようにしてあげたいですね。
――最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
私はカネマルに対して「生活のために働く場所」と思ったことがないんです。日々の経験から得る学びも多いですし、自分の成長を感じられるのも楽しい。未経験でも「まずやるぞ!」という気持ちがあればキャリアアップできる場所だと思います。新しい仲間が増えることを楽しみにしています。
■腕前は職人級?!趣味はDIY もともとDIYが好きです。去年自宅の脱衣所を断熱材でプチリフォームしてみました。仕事で断熱材のことを勉強して「そんなにすごいの?」と興味が湧いたんです。実際リフォームしてみると、本当に寒さが和らいで感動しました!山下さんには冗談で「職人の道に進まんといてくれよ」と言われています(笑)。 |